ごあいさつ

大坂夏の陣1615~城は燃えてもオレたちは!
制作にあたり

ゼネラルプロデューサー
伊東雄三
2009年7月9日

神社仏閣や城郭の中でコンサートや公演を行ったときに、その会場ならではの『場の力』を感じる時があると思います。アーチストと観客が一体となって、『場』が持つ雰囲気にひたり敬虔な体験を共有し、歴史上そこに関わった人たちに思いをはせる瞬間。大坂城を拠点に一代で天下人にまで上りつめた秀吉の出世物語と、秀吉の死後、大坂の陣で大坂城落城と運命をともにし滅亡する秀頼と淀殿。大阪城は、そんな劇的で悲しい物語が繰り広げられたところであり、大阪庶民の心を捉えて離さない。
今、市民憩いの空間である大阪城西の丸庭園は美しく、『場の力』に充ちている。
今回の公演「大坂夏の陣1615~城は燃えてもオレたちは!」は、ライトアップされた大阪城天守閣を仰ぎ見る西の丸庭園の特設舞台において、400年前の民衆と武将たちとの群像劇を、オリジナルの踊りや歌をまじえてエネルギッシュに描きながら、『演劇の力』を持って大阪ならではの歴史や文化財産について、あれこれと想いをめぐらせていこうと思っています。どうぞご期待くださいますようお願い申しあげます。

【伊東雄三】略歴

伊東雄三
昭和22年8月11日、大阪市生まれ。
関西学院大学法学部卒業、昭和46年毎日放送に入社。
主にテレビ制作局で、スタジオドラマ製作、藤山寛美の松竹新喜劇、ミヤコ蝶々の中座公演の舞台中継番組に勤務。

主なプロデュース作品(TBS−MBS系)として
「ドラマ30 いのちの現場から」「ドラマ30
ピュアラブ」「開局記念スペシャルドラマ
桜散る日に〜出陣学徒の交響楽・第九歓喜の歌」
「スペシャルドラマ シンシア〜介助犬誕生物語」
など。
平成16年、事業局長として「オーサカキング」(MBSと大阪市との共催イベント)立ち上げに参加。
平成19年4月から、ゼネラルプロデューサー兼 ワッハ上方(大阪府立上方演芸資料館)館長として、
今日に至る。

大阪城天守閣見学会

大阪城天守閣見学会にて